ここ数年、自分自身の感覚の変化もあって、
視野の広がりや、視点の多さを持つようにしています。
普段では、衣食住を整えて生活していくことが、
優先というか、それを当然続けていくわけですが、
たとえば、大きく「生きる」ことにおいて、
自分がこうしたい、こうしていきたいという、
大きな枠組みを持つことも必要かなと思います。
世に生きる上での、カタチではないところの、
全部を貫くようなグランドコンセプトみたいなものを、
たったひとつ、それだけ持っているだけでも、
何かしらの張り合いにつながる気がします。
ただ、果たして自分が何を掲げているのかを、
広く、前もって明かしてしまうことは、
マジックにおけるタネ明かしをしてしまうようなもので、
こういうものは、公然の秘密にしておくのが、
大きく興味を惹きつけるのではないかと思います。
そうなると、これ以上言及することがなくなるわけで、
さて、どうしたものか、何をお伝えしようかとも思いますが、
とにかく、それをできる限り、達成していきたいと思っています☆
*
<もう少し続きます>
*
だからといって、これで本当に終わってしまうのは、
あまりに不親切・不義理なことなので、
もう少し、思いを浮かべて進めていきますが、
近頃はまた、前述のことを強く意識するようになって、
それがまた、自分のお役目であるとも感じています。
それを、どうして意識していくのが良いのか、
そう思うようになったことを思い起こしてみると、
間近でなくとも、それをしている人を知っていて、
その人の言動に感銘を受けたからというのはあります。
たとえば、歌を歌い続けている人がいるとして、
歌い続ける真意はどこにあるのかを、
その歌うことを通じて発しているメッセージ、
熱い思いを言外に受け取ろうとしていると、
そこに脈々と流れるものを感じ取ることができます。
それは、多くの観衆の前で歌いたいようなことに留まらない、
もっと「使命感」のようなものを、負担としてでなく背負って、
それをまっとうしていくことのなのかとも思います。
きっと、多くの人にとって、世の流れを一変するような、
英雄や女傑の登場を待ち望んでいるようにも思いますが、
当事者として、自分がそこを目指しているかと言えば、
大半はそうではないということになりそうです。
有名・無名問わず、粛々と勤しむ様は、
必ずや誰かの心に打ち響くことでしょうから、
そんなひとりを、むしろ自分が目指して、
なってしまっても良いのではないでしょうか。
自分と世界は、決して画面越しの関係ではなく、
しっかりと地続きでつながっているので、
地球規模でも働きかける余地は大いになる、
つと、そんなことを思うことが多くなっているのです☆