旅情をかき立てる

 

突き抜けるように青い空、天気が良い。

 

新たな季節、新たな出会い。

 

何かを求めてかどうかに関わらず、ふと思い立って、

どこかに足を運びたくなることがあるでしょう。

 

見知らぬ土地、見果てぬ世界、途切れぬ絶景など、

この世の中、知らないことで溢れています。

 

できることなら、いろいろ見て回ることで、

視野や見識が広がっていくことでしょう。

 

ただ、ここで興味深く思うことがあって、

何かしらの制約や状況があって、

必ずしも身軽に行動できないかもしれません。

 

それでも、どこか遠くでなければ、

行ってはならないことはないし、

近くであっても工夫の仕方で、

似たようなことはできると思っています。

 

それを旅と呼ぶのか、冒険なのか呼ぶとして、

たとえば、電車でも、ボックス席に座ってみれば、

あるいは、駅弁を食べてみるようなことをすれば、

それもまた、遠出を体感できるかもしれません。

 

また、脳内で簡単にできる仕掛けとしては、

「日本に初めて来た海外の人の気持ちになる」、

つまりは「そこに訪れるのは最初」と思い込むことです。

 

行き慣れている場所でも、そのように発想を変えることで、

本当に、それだけで目に見える景色が変わるように思います。

 

目につく看板、店頭で広がっているもの、

目に鮮やかに映るようになるでしょう。

 

自分の住んでいる地域や活動している範囲であっても、

たとえばホテルに泊まって、翌朝起きてみれば、

それだけでも、どこかに出かけたように感じるはずです。

 

「旅」、「冒険」というのは、実際的な移動もあるでしょうが、

本質としては、普段通りでない「非日常」に立ち入ること、

つまりはそういうことなのだなと思っています。

 

どんなことでも、普段の行動に変化をもたらしてみると、

視点や発想が変わって、それによってまた新たに浮かぶ、

そうなっていけばより一層加速していくことでしょうし、

そして、それが楽しくなっていくコツなのでしょう☆