星に願いが届くように

 

普段、ありがたくも慌ただしい日々を送っていると、

夜に上を見て、星を眺めることも少ないと思います。

 

七夕だからこそ、せめてこういう時だからこそ、

いつもに増して、ロマンティックに語るのも良いかもしれません。

 

また、いくつもの星になぞらえて、

思わず口ずさみたくなる歌のフレーズが、

それぞれにあるかもしれません。

 

これは、非常に遠い言い方になりますが、

自分にとって、「星に願いを」という語句は、

みなさんがパッと思い浮かべるであろう、

「When You Wish upon a Star」とは別のものがあります。

 

これだけで、何を言わんとしているか、

すくい取れた方は、座布団一枚進呈いたしますが、

そこに流れるメロディーと歌詞にはまた、

情景と憧憬とか、渾然とあって溢れているように思います。

 

それはさておき、もう少し広汎な感じにやっていきますと、

きっと、自分の興味や関心のあることを、

夜空に星を並べるようにしてみれば、

星座を結びつけるように、良い様子になるかもしれない、

そんなことをふと思ってもみることがありました。

 

自分の網羅していることは、意外と偏っていたり、

それほど数もなかったりするのかと思って、

ひとつひとつを、それなりに広げて、深めてと、

無理のないようにやっているのはあります。

 

ただ、それが次第に積み重なってくると、

思わぬところで、共通の話題としてかみ合うことも、

むしろ、どうして知っているんですか?となるくらいの、

目のつけ方、掘り下げ方をしているもので、

有益かどうかだけでやってこなかったことが、

こうして身を結んできているのかもしれません。

 

何事も知っておいて損はないとしても、

それでも、知っていることよりも、

知らないことの方が、この世に溢れるばかりなので、

興味や関心がある限り、追求のしがいがあるってものです。

 

これはよく言われることでもありますが、

具体的なモノ自体は、持つにも限界はあるにしても、

知識や知恵は、自分の身に備えてしまえば、

どこにいて、何をしようとも共にあるわけで、

そういう"引き出し"をいくつ持っているのか、

どれくらいの大きさで持っているのかによって、

人としての器量や度量が定まるようにも思います。

 

あるいは、一点突破の精神で、

ひとつにとことんこだわるのも美学のひとつで、

それによって、結果としてテレビ出演につながったり、

研究の対象となったりすることもあるので、

いずれにしても、興味や関心のあることを、

その多寡でなく、心のままにやるというのが、

充実することになるのかなと思います。

 

あなたなりの星座、夜空を描いていきましょう☆