風が強く吹きつける

 

七夕、織姫と彦星は、しっかり会えたのかな、

ロマンを思いつつ、今日をはじめたいと思います。

 

風の強い日、瞬間的にピューっと強く吹く風もあれば、

一定の時間ビュービュー吹きつける風もあります。

 

そういう日の心配は、まず電車の運行状況となり、

また外を出歩いてみれば、持ち物が飛ばされやしないか、

雨も降るともなれば、傘が役に立たないこともあるでしょう。

 

正面に向かっては、歩くことも困難になるくらいでは、

人自体、宙に浮かないものかとも思いますが、

時に、看板なんかも吹き飛ばされることがありますから、

身の回りにしっかり気を張っておくことも必要となります。

 

ただ、こういう、本当に風の強い日というものは、

年間を通じて、実際にはそれほど数は多くもなさそうで、

多少の不便や支障があるかもしれませんが、

非日常のそれだけに、何だか楽しくなってくるのはあります。

 

それも、日本においては竜巻がほとんど発生しないので、

その安堵感にだけ寄りかかるのは留意したいところです。

 

夏〜秋の頃の台風の通り道では、毎年雨風の猛威にさらされ、

家屋の倒壊、農作物への影響が起こりえますから、

風のみならず、他が加わるのは、決して愉快ではなく、

気持ちがざわついてしまう一面はあるでしょう。

 

それこそ死活問題にもなるため、

よって、前述のことも、決して無責任でもなく

あくまで、そうでない範囲においてということは述べておき、

風吹く現象をとらえていきたい思いがあります。

 

ささやかな風では、風鈴が鳴るように、

夏の暑さに対して、涼を感じる先人の工夫であったり、

陸上競技では、追い風を記録に加味して測ったりと、

カタチのないものだけに、目に見たい気もします。

 

空気を含む風、それはどうしたら実体をとらえることができるのか、

それは、たとえば、風船であったり、鯉のぼりのような吹き流し、

または、風見鶏のように風を受けて動くものであったりします。

 

もしくは、木々の揺れる様子や、雲の流れを見れば、

どれくらいの風が吹いているのか、察することもできます。

 

地に降り立っていれば、風の起こる現象というものは、

ほとんど意識しないで過ごしてしまいそうですが、

地球の回転、動きを考えれば、無風というのは、

むしろ考えにくいのではないかと思います。

 

何かに挑むとして、向かい風ばかりでは大変ですが、

挑むこともなく、何も感じない無風の状態も、

決して良いものではないので、風を感じるというのは、

多くのことにおいて、刺激をもたらしそうです。

 

そういった四方山を、風の吹くままに思ってみれば、

ぜひとも、日々の生活に、追い風を感じていきたいものです☆