時に応じて

 

自分の年齢や性別、あるいは、さまざまな特徴が、別の場所に行けば輝きを増すというようなことがあるかもしれません。

どこに住んでいる、何を食べるのが好きか、誰かと同じようで誰とも異なる、そういう相違を抱えているのが自分自身というわけです。

たとえば、自分が女性アイドルに混じって、フレッシュな新人としてやるには不利(あるいは、門前払い)かもしれないけれど、演歌の分野では十分に若手となるような感じで、"トコロ変わればシナ変わる"ことが多くあるわけです。

あるいは、町内会のゴミ拾いに参加してみたら、意外と若い方に入るかもしれないし、温泉巡りをしてみたら異性ばっかりに出会うかもしれません。

同世代の人たちとせっせと競い合って、より秀でるみたいなことも良いと思いますが、まったく異なるところで狼煙を上げるのも興味深いなと思います。

こういうことを考えると、日本の国内でもそうですし、海外に出てみたら花開くということもある気がします。

なかなか昔の武士みたいな顔立ちや風貌である人が、どうも主流のスターと異なると思いながら、アメリカとかヨーロッパに行ったら、「ジャパニーズ・サムライ」として脚光を浴びるようなことです。

案外、自分が不利と思っていることが、場所や関わる人を変えると有利に働きように、何が幸いするかわからないということが多いのかもしれません。

身長2mを越す人が、小さな台所で料理をするには体勢がキツいけれど、バスケットボールをやったらディフェンスに向いてもいて、海外に渡って活躍するようになることも十分にあり得るでしょう。

そういうものは表裏一体と言いますか、自分では容易にはわからないけれど、それがピタッとはまる時もあるので、そのためにはいろいろ思いつく限りのことを試していくのが良いように思います。

自分は絵描きでやっていくんだと思っていた石井竜也さんが、カールスモーキー石井として米米CLUBでボーカル&司会をやるような劇的な変化もあって、仲間とか音楽との出会いがそこにはあったわけですね。

自分自身の場合でも、その活躍できる分野や場所がどこにあるのか葛藤を続けていくので、あなた自身もどこに活路を見出すのか、しばし考えてみるのも良いのではないでしょうか?

そして、見事達成した暁には、一報いただけたら幸いです☆