焦点を合わせる

 

洋服や化粧品など、数多くの「ブランド」があって、それぞれに一流であろうとか、多くの人に選ばれるようであろうと必死になって切磋琢磨を続けています。

それは、日用品や嗜好品だけに留まらず、個人において、または、自分の所属する会社とか手がける人の集まりにも関係があることのように思います。

そこでは、ブランドの持つ"○○らしさ"が、一体どういうものか大きなまとまりを持っていないと、力を持って多くの人の心に訴えかけることができません。

そのためにも、名前やロゴ、展開する商品やCMなど、何かしら一貫していないといけないような気がします。

自分自身では、たとえば、自己紹介するような時に、果たして自分の持つ特徴や強みみたいなことをどう伝えれば、良いアピールになるかを考えています。

もちろん、その時々での取り組みや、いる場所が異なることもあるので、ずっと同じでなければいけないというわけでもありません。

成長もするし変化もする、それでも変わらない何か、一貫して持っている何かをわかりやすく伝えるのは大切だなと思います。

「スポーツが好きです」というのであれば、サッカーや野球の試合を見るばかりではなく、自分もカラダをよく動かしている、または、長年見ているからわかることも多いということが必要です。

これを、「バスケットボールが好きです」と言いながら、普段は囲碁や将棋に勤しんでいるとなれば、言っていることとやっていることの相違が甚だしいことになってしまうわけです。

こういうことは、案外自分自身では気がつかないもので、「自分は真面目です」と言いながら、実際は遅刻が多いとか、「几帳面なんです」と言いながらネクタイは曲がっているということがあるかもしれません。

そのようにして、自分はこういう人間である、こういう人間でありたいのだと思うのなら、少なからず実践をするようにして、それに見合うようになっていくことが必要だと言えるでしょう。

あるいは、辻褄を合わせるとも言えるでしょうが、見た目や発言、その他の立ち居振る舞い含めて、言っていることとやっていることが一致するようになってくれば、それは自ずと"焦点が合って"いくことになります。

どんな時でも気持ちがめげないと心に決めるのなら、どうにかして逃げずに奮闘する、そういう前向きな姿勢で多くのことに取り組んでいきたいものです☆