時代を読み解くには

 

このところ、本を読んだり、人の話を聞いたり、

さまざまな言説や意見に触れていると、

今後の社会、世の中がどう進んでいくのか、

自分たちの立ち位置や振る舞いとも合わせ、

決して深刻でなく、真剣に考える機会が増えています。

 

日本においても、高齢者が多くなる一方で、

働き盛りの若い世代がいないし、むしろ減っていく、

仕事の仕方や中身も、どんどん変わっていくことが、

もう今の段階で、かなり明確に予想されてきています。

 

機械や技術の分野でも、数年単位で大きく様変わりしているし、

世の中の常識みたいなものも、当然移り変わっています。

 

日本において、世代において、その置かれた状態によって、

どのように考え、行動していくのかは影響を受けますが、

それよりも、個人としてどうしていきたいのか、

こちらの方を先に考えていくことが必要なのかもしれません。

 

個人のことを起点にして見つつ、全体的にも同様にして見る、

視点をあちこちと動かして、冷静に判断していきたいところです。

 

個人においては、医療の発達で長生きはできるようになる、

しかし、長生きするためには、長く働かないといけないという、

自分のことは自分で面倒をみなくてはいけない状況があります。

 

次第に、成り立たなくなっているものとして、

終身雇用、年金受給、医療費負担などがあって、

それを加味して、さてどうするのかと、

そこになって直面する問題が幾つかあります。

 

ただ、意外と、目の前のことで一生懸命で、

もっと全体的に、自分の人生や生活を考える、

そんな機会を持たない人が、かなり多いように思います。

 

少なくとも1年くらい、せめて数年先くらいまでは、

仕事や生活が成り立つくらいの見通しが立っていると良いですが、

数ヶ月くらいをどうするかで追われてしまうこともあるでしょう。

 

世界はいつもシフト=推移していくわけで、

どこに確固たる正解があるわけでもありません。

 

先人ですら、未曾有の状況に、四苦八苦していることでしょう。

 

自分の身を担保として、実際がどうであるのか、

壮大な実験をしているような気がしますが、

後戻りややり直しが利かないという点においては、

少しばかり悲壮感が漂ってしまうかもしれません。

 

しかし、信頼できる人たちの視点を借りてみれば、

何をどうするべきかが、少しはわかってくるので、

それをひとつひとつこなしていくのが良さそうです☆