歴史に学ぶ

 

人の歴史、長い年月を経て今に至るわけですが、それに対してどう向き合うのが良いのかなと思います。

また、このところ、自分の中でも薄らいでいたことで、過去を見るのか、未来を見るのかという視点の違いがあります。

簡潔に言えば、「これまでどうであったか」と過去を見るのか、「これからがどうっであってほしいか」と未来を見ることの違いで、そのどちらを採るのかによって今後の進み方が異なってくるというものです。

多くの場合では、ないものを見るよりある方を見る方が容易いために、これから起こるかもしれないことよりも、実際にあったことの方を見ることでしょう。

ただ、それは階段を後ろ向きに歩くようなもので、これまでがどうであったのかをいつも見ている、それゆえに今後もそれに引きずられるということはあるでしょう。

進む先に、とても素晴らしいものが待っているとしても、向いている方向が異なるために、うっかり見過ごしているということにもなりかねません。

この繰り返しのうちにいては、いつまで経ってもこれまであったことの延長で、軌道修正も方向転換もできないということになるわけです。

そのためにも前を向いて歩くことが大切で、考え方としては、何があるのが好ましいか、どういうことが実際になると楽しいかに意識を費やすのが良いとなります。

こうなると良いな、こうなったら楽しいなということで、これまでにあったこと=歴史を学ぶ、過去のことを省みるというのは良いなと思います。

あくまでも参考にするという感じで、過去の解釈は変えられるでしょうが、実際には終わっていることなので、それ自体をどうこうするということはできないわけです。

実際にあった事例を多く眺めながら、自分の「かなえたいこと」のリストを長くして、それがひとつでもかなっていくように労力を割いていくのが健全かもしれません。

自分の願いを多く書き出して見たところで、何ヶ月とか半年とか経って見た時に、コトの大小はあるとしても、案外多くのことが実現できているように思います。

あらかじめ「こうなると良いな」と強く思っていればなおさら、実際にかなえば嬉しさも倍増するでしょうし、先にわかっているというのは気づきやすいことにもなります。

かなうかどうかはわからない、しかし、何を望まない限りは何もかなわないということを、しっかりと肝に銘じておきたいものです☆