気持ちの満ち引き

 

いつも思うのは、人があってこそ、

日々の生活や仕事が成り立つのだなという、

至極当たり前のことに行き着きます。

 

これまで関わってきた人、今の時点で関わっている人、

そして、これから関わっていく(であろう)人と、

自分の置かれている状況と目指すものによって、

人との関わり方は自ずと変わっていくものです。

 

個人的には、「人脈」という言葉を、

あまり信用していないというのはありますが、

出会いの幅の広がりと深さを求めるのは、

いつの時も必要なのだと感じます。

 

結構、思わぬカタチで発展することもあるので、

そういう機会をしっかりとつかんでいくこともそうですが、

決して、一過性のものでなく続くものであるよう、

心がけていくことを忘れてはなりません。

 

これは、自分もやってしまっているのかもしれませんが、

自分の持っている、それなりの知見を伝えようとして、

しかし、相手にとっては、それは望んでいない、

お互いにとって、かみ合っていない状況があります。

 

もちろん、相手を不快にしようと思っているのでなく、

しっかりと喜んでもらえるように思いつつも、

自分の、押しつけがましい気持ちも、出ているのかもしれません。

 

これは、自分ではなかなか気がつかないところであるのですが、

逆の立場でされたら、自分はどう思うのかというのは、

かなり説得力のある感覚を得ることになります。

 

この感覚を得たとしたら、もし同じようにされたら、

他の人も同じように思う、その確率が高いということになり、

そうすれば、最初からそれを回避しようという判断もできます。

 

また、残念だなと思うことの一つに、

「押しが強い」というのがありまして、

こちらは一定の興味はあるけれど、

そこで終始しているのにも関わらず、

こちらに押しつけてくることがあります。

 

特にまた、仕事が関わる取り引きみたいになってきますと、

モノやサービスの授受があれば、金銭的なやり取りも発生するし、

その金額によっても、大小さまざまな問題が生じやすいし、

かつ、深刻であるという側面を含むことになります。

 

それが、あまりにも一方的になってしまうと、

押しつけられる方にとっては、ますます依怙地にもなって、

そもそもの良くなりつつある関係、すでに良い関係にも、

もしかしたら亀裂や異変が生じやすくなるのはあるでしょう。

 

いずれにせよ、良い感じで"心で握手"ができる関係、

その力強さもそうですし、数の多さもそう、

どちらも欠けることなく増えることを目指し、

しっかり達成していきたいと思います☆