鍵盤の上を流れるように

 

その昔はタイプライターというもので、

ボタン上のものをガチャンガチャンと押すことで、

紙の上に、文字が記されるというものでした。

 

今となっては、キーボードに打って変わり、

その押すこと(タイピング)もずいぶん楽になりました。

 

それこそ"キーボード"というくらいですから、

あるいは、鍵盤楽器のように、流れるようにして、

カタカタと打つこともできることでしょう。

 

やっていること自体も刻字のみならず、

多機能になり、本当にパソコン1台あれば、

かなり多くのことができるようになりました。

 

さすがにこれを歩きながらやる人はいませんが、

オフィスでも、カフェでも、コワーキングでも、

隣り合ったり、身近に座った人がいたりして、

パソコンを広げるという光景が当たり前になってきました。

 

時々、座るところからはじまって、

机の上に、パソコンや電源コードを出す時に、

結構、音を立てて行う人がいます。

 

別段それ自体、ささいな問題ではありますが、

ついぞ、パソコン作業がはじまると、

カタカタカタカタ…、カタカタカタカタ…、

大きな音を立てて打つのには、どうしても気を取られます。

 

また、強者になると、その場で電話通話もするという、

果たして、周りのことを配慮できているのかな、

他人のことながら、勝手に心配してしまいます。

 

当人は、自分のできる具合をアピールしたいのか、

それは、それぞれ聞いてみないとわかりませんが、

いずれにせよ、周りに配慮のできるのもそうですし、

極力、優しいタッチが良いですね。

 

早く早くと思って、カタカタとやっても、

意外と打ち間違えていることも多くありますから、

静かな、それでいて正確でいたいですね。

 

こういう振る舞いは、何事においてもそうなのかと、

「一事が万事」的に、勝手に推測しているのですが、

これはなかなか良い読みなのではないかと思います。

 

極端に言えば、前述のように、

モノを置いたり取ったりする時に、

少し乱暴にというか、ガタガタッと音を立てて行う人は、

それが男性である場合、女性に対する接し方も、

もしかしたら少しがさつなのかって思ってしまいます。

 

そのようにあてはめて、観察してみる場合、

それもまた、妥当な見方かなと思います。

 

普段どう思っているかが、そのまま行動にも出ますから、

自分はカタカタし過ぎていないか、一度確認してみましょう。

 

そして、周囲の状況も、しっかり見渡せているのか、

これはまた、別のところに活用できそうですね☆