流れに逆らわない

 

人のカラダの約70%かそれ以上は水分でできているというので、たとえ陸の上で生活をしていようとも、水とは切り離せないように思います。

普段でも、飲むことにはじまり、手を洗う、風呂やトイレで用いるように、結構多くの水を使っているもので、ないと大きな不便を被るというはあるでしょう。

何かを食べたり飲んだりするにしても、最低限水分をどうにか摂っていれば生きながらえることもできるので、命の要と言うこともできそうです。

今のこの時期、空気は乾燥しているため、自分は手先が少しカサカサに乾きがちになってしまうので、水分とともに保湿ということが気になってくるものです。

気がつくと喉が渇いていることもあるし、肌ツヤにも関わってくるものなので、いかに水分を多く体内に保持できているのか、いつもこういう感覚を持っていると良いでしょう。

そうして、水の恩恵をありあまるほどに受けているのであって、蛇口をひねれば使えるという状況にありがたみをしっかり覚えておきたいところです。

身の回りにある水についていろいろ考えていくと、最近はこういうことも思います。

気持ちを落ち着かせたい時、何か音を聞いて安らげようとするならば、水の流れる音、川のせせらぎのようなものを選ぶのが良いということです。

人間にしても自然の一部であるので、より一層そこに溶け込むようにして、それは流れに逆らわないことにも通じていくように思います。

流れに逆らって鯉の滝登りのようなパターンもあるにはありますが、そういう試練を越えるとか、逆境に立ち向かうようなことも時には必要かもしれません。

しかし、そういうものにしたってしかるべき内容とタイミングとで自分の元に訪れると考えるのでは、あるがままというか、流れに任せるということなのかもしれません。

どこに行くかだなんて、最初から明確に見据えて、そのまま向かうということがほとんどないようなことですから、それが紆余曲折ということかもしれないし、遠回りこそが近道だという言い回しにつながっていくように思います。

川にボートを浮かべて、風の吹くまま、流れの赴くままに進んでいけば、自分でも思っている以上の、とてもステキなところに行くことも十分に考えられます。

そして、その可能性を広げるためにも、流れのままにいるということが最も力まない、しかし、とても有益な姿勢だなと思う今日この頃です☆