物事の陽を見る

 

物事には良い面とそうでない面とがあって、どちらを見るのか、それによって続く話が変わってくるように思います。

そのどちらを見ようが構いませんし、選ぶのは個人の好みで良いように思いますが、少なくとも良い面とそうでない面を見分けられるような、そういう目を先んじて持っておきたいところです。

自分の感覚で見分けられる、それと同時に、諸般織り交ぜながら分別ができるようにして、物事をしっかり把握することからはじめていきましょう。

続いては、良い面とそうでない面を分けて見る時に、自分はどちらをより多く見るのか、または、どちらの面をより見ていたいのかを考えていくわけです。

多くの人がどうなのか、果たしてどのような傾向があるのかはわかりませんが、個人としては良い面を多く見ていきたいし、その方が健全である気がします。

良い面を見る、それは陰陽(=光と影)で見ると「陽」に続くもので、それはまた"今後の"とか"近い将来の"ことを考えることにもつながってくる気がします。

それに、物事の良い面、それが人の振る舞いにおいて素晴らしいものであれば、随時自分に取り入れていきたいと思っているのもあるでしょう。

物事の良い面を見て、自分を高めることに興味を持てば持つほど、あまり人の行動をとやかく言ったり変えようとしたりすることはなくなるものです。

言わば、自分に興味があって、より良くしていこうと意欲があるほどに、人のことはとやかく思うことはないし、今後の自分に大きな期待をかけていくことになっていきます。

一方、物事の良い面ではない方、これは対照的に「陰」と呼ぶのであれば、過去のことやマイナスのことばかりを思ってしまう気がします。

この場合を考えると、なかなか残念であるとか、ドツボにはまっていくようになるので詳細は大胆に割愛していきます。

ただ、どちらを見るのか、それによってどのように物事を見るのかが変わってくるので、続く話が極端に分かれるというのは至極道理であるわけです。

どちらに進むとしても、一旦勢いがついてしまえばそういう傾きのまま進んでいくので、後戻りをすることもままならないでしょう。

せっかくのことなので、物事の良い面を見るようにして、どんどん楽しくなるように、どんどん愉快なことになっていくように思っていきたいものです☆