生活を設計し直す

 

12月に入って年末の今頃になると、一年の仕事の労をいたわって、「忘年会」が多く開かれることでしょう。

"例年では"と前置きがつくように、今年はなかなか盛大にやるという雰囲気ではないし、派手にやらない方が賢明であるように思います。

この習慣もいつからはじまったものか、100年前ではそんなことはなかったようにも思いますし、案外ここ50〜60年くらいものもかもしれません。

自分が当たり前のようにやっていたり、それが長年の習慣となっていたりすると気づきにくいものですが、ずっとそうであったというよりかは、いつの間にかそうなっていたということが、身の回りのことでは多いような気がします。

人付き合いにしてもそうですし、興味や関心の移り変わりなどを見ても、いつまでも同じであることは稀で、その内実は少しずつ変わっていっているはずです。

「思えば遠くまで来たもんだ」とは、単なる感懐ではありますが、今はまた、自ら今までやってきたことを見直して、ある意味では、暮らしの生活全般を見直すのには良い機会であるかもしれません。

当たり前のように、夏は花火だバーベキューだとか、冬はイルミネーションと温泉旅行みたいなことも、本当にやりたければやれば良いし、他のことでも楽しめるのであれば置き換えても良さそうです。

そこで、今までの通り楽しめるような状況になることを望む人もいれば、これを機に新しいものを取り入れる人もいて、それは個人の価値観であり、それぞれの判断であるように思います。

普段にしても、季節の変わり目とか、自分の進学・進級、配置換えみたいなことで、置かれる状況が変わることもあって、それにともなって変わってくることもあったことでしょう。

それが、世界全体を覆い尽くすようなことであれば、その「せーの」での変わりようの大きさとはいかほどであっただろうかと思うわけです。

さて、今後はどうなっていくものか、すべてを見通すことは難しいにせよ、こういう場合ではこうしようとか、自分の思うにはこういうことをしていきたいなど、いくつもの選択肢を持っているのが良いように思います。

そういうことをひとりひとりが考えていくことで、また新しいものや魅力的なものが出てくるかもしれませんし、生活の習慣においても似たことが予想できるはずです☆