略称の並ぶを見て

 

企業や団体、チーム名、キャッチフレーズ、その他の多く、

正式名称は、多少長かろうとも、

アルファベット3文字で表される略称で、

呼ばれることがあります。

 

少し前によく聞かれた"DIY"は、

"Do It Yourself"と、「自分でやる」、

「自分のことは自分でやる」という意味になります。

 

パンクバンドでは、機材の搬入、セッティング、

ブッキング(出演交渉)、移動、グッズの手売りなど、

活動のほぼすべてを、自分たちでやるので、

それを"DIY精神"なんて呼ぶこともあり、

一方では、世のお父さんが、休日にはホームセンターに行って、

本棚や犬小屋を作ったり、野良仕事に精を出したりするというのが、

そのように呼ばれていました。

 

自分自身、一筋縄ではいかない性分もあって、

時に"FUA"、表記的には"FYA"が元来の、

ある種の「怒り」の部分が頭をもたげてきます。

 

それは、手前で何とか処理するものですから、

特別、ここで取り上げるような類でもありません。

 

それにしても、アルファベット3文字の略称が多いのは、

この、まさに3文字であることが、バランスが良いとか

親しみやすい理由が、何かしらありそうですが、

今をもって、究明できないところではあります。

 

逆に、"FARUBFUFQIVFNUUECFQUBRUIOVIUWE…(適当)"では、

そもそもが覚えづらいし、これの正式名称を知ろうとすれば、

それはまさしく、あの「寿限無寿限無〜」のごとし、

戦慄を覚えるくらいに、べらぼうに長いものになりそうです。

 

果たして、どういうものが秀逸かなと周りを見回してみれば、

音楽の"BPM"なんかは、"Beats Per Minute"で、

一秒あたりのビートの刻みを表す単位・指標ともなっています。

 

余談ですが、国の機関や団体なんかでの、

漢字がやたら長くなるのも覚えづらく、

8文字以上並ぶと、読み解くだけでも一苦労になります。

 

アルファベットにしても、漢字にしても、正式名称のわかりやすさが、

略称にしたところでも引き継がれそうですから、

最初にどう名付けるのか、ここのセンスがモノを言いそうです。

 

あとは、特定の分野で多用されるような場合、

パソコンのシステムとか、化学・科学の分野とかでしょうか、

これ見よがしに用いるのは、通ぶってしまいそうで、

どうも馴染めないなと思う一面はあります。

 

とかくいろいろあって、どうしようもない気分になったとしても、

その時に思い出したい"PMA=Positive Mental Attitude"、

両手を高々と上げてみれば、気分は爽快となることでしょう。

 

それだけは忘れないようにしておきたいものです☆