目が見えているだけで

 

目がパッチリ二重で大きいから"最高!"とも限らないもので、それ以前に二つの瞳でちゃんとモノを見れているという、見えること自体をありがたく思うと良いのかなと思います。

人によってはそれがかなわないということもあるし、そうでなくても普段何かと酷使しがちな目を手で優しく押さえ、そっといたわってみるということも必要でしょう。

目のカタチや大きさについては、カラダのバランスをマス(全体)で見るべきものという発想を持ち出してみると、顔の輪郭や手足の長さなどと調和が取れているかどうかが大切になってくるので、大きさに比例して楽しい気分になるとは限らないものです。

他にも、背の高い低い、横幅の細い太いなど、千差万別の物足りなさがあるかもしれませんが、内面の問題も絡んでくるので一概には言えないかもしれません。

背が高い方が良いなと思っても、2mを越えるくらいまでいくと着る服のサイズや食べる量など、小柄な人とは異なる悩みがありそうですし、8頭身になるべく小顔が良いなと思ってもそれでは顔の印象もスケールダウンして薄まってしまうなんてことも起きてしまいそうです。

どれが一番良いということもなく、人それぞれの特徴があって構わないし、健康を損なわい限りであれば、おおむね良好とすればそれで構わないでしょう。

あるいは、どうにかしようと腐心ばかりしてしまうと、見た目のバランスというだけでなく、骨格や筋肉においても歪みが生じてくるということもあるから、わざわざ無理な力・過度な力を加えることはないでしょう。

また、極端に食べないとか食べ過ぎてしまうとかになると、精神と肉体のバランスを取ることに支障が出てきてしまいます。

それに、たとえば、世の中、クレオパトラのような絶世の美女ばかりでは、その美女が多いあまり、ありがたみが薄れてしまったり、誰もが際立たなかったりしてしまうものです。

また、そうやって多くの人の耳目を集めることが果たして最善なのかと言われると、それはまた別種の悩みを抱えることにだってなるかもしれません。

こういうことをつらつら考えてみると、「隣の芝生は青い」ような話になるのかもしれず、それよりも日頃楽しい気分で過ごすとか、自分の持って生まれた体型や体質を軽んじることなくしっかりケアしていく態度が良いのかもしれません。

自分のことを十全に知っているかといえば、もしかすると誰よりも知らない存在であるかもしれないので、自分自身のことをしっかり意識してみるというのも良いのかなと思います☆