専門的に追求すればそれだけの、
聞きかじりであればそれまでの、
"にわかな"知識の集積を元に、
少し展開していきたいと思います。
砂漠に生息する植物として有名なのは、
おそらく「サボテン」ではないかと思うのですが、
ちらりと見た記述で、興味深いものがありました。
サボテンは…、これは細かく言えば、
もちろん種類にもよるでしょうが、
基本的には、水分の極めて少ない地域にあるため、
微量の水分であっても、しっかり捉えて、
その中に蓄えることのできる構造になっているそうです。
逆に言えば、水を並々と湛えることができないので、
水のやりすぎは、むしろ根腐れを起こすらしいのです。
良かれと思ってやったことが、実はそうではないというのが、
何とも言えない、因果な関係だなと思います。
今は、日本にも入ってきて、品種改良もあるかもしれなく、
その場合は、最初の段階では、むしろ水を多めにやることが、
その後の無事な生育につながるというので、
その時々に、何が最善なのかを見知ってやるのが良さそうです。
また、あの特徴的なトゲトゲも胴体のウネウネも、
過酷な状況で、生き抜くための変化・進化らしく、
その実用的・機能的なところが、デザイン的にも通じ、
サボテンをサボテンたらしめているとも言えそうです。
どこで生を受け、まっとうしていくのかというのは、
我々、人においても、例外でなく同様で、
いかに良いものにしていくかというは、
生きて死ぬまでの、永遠の命題であり、使命でしょう。
人一人といえども、個々人の抱える/背負うものがあり、
余人をもって代えがたいのは、当然あります。
ただ、その一個人であっても、生きる姿勢・心構えが、
また別の人の心を打ち、行動に促すということもあって、
直接/間接を問わず、出会いの面白さを思います。
あるいは、自分がその人以上に期待をかけてみれば、
その思念が伝わるような効果、「ピグマリオン効果」もあって、
これまた、決して見過ごすことのできない醍醐味のひとつです。
状況に応じれば状況の基準に適していくのだから、
自分自身へも期待をこめる、"期待の自給自足"という名の水やり、
あなたの可能性も、しっかり芽吹きますようにと願います。
あるいは、単純に言ってしまえば、もうすぐ本番の夏を前に、
しっかりと水分補給をして、アイディアも何も枯渇しないように、
心の栄養、心の水分、しっかり潤していきたいものです☆