節目節目を意識して

 

日々、懸命に生きていると、それは地続きのようで、

あがいている、もっと良くなりたい気持ちがあって、

そこには、どこか"慣れ"が生じていることでしょう。

 

何もかもが目新しく、何もかもが初めてというのはなく、

どうしても、知っている範囲やできる範囲で、

日々の活動の内容も範囲も完結してしまいがちで、

良い循環になっていれば、それを維持・発展するだけですが、

単純に同じところを行ったり来たりしているようでは、

前進も上昇も、何もないということになります。

 

誰しも、それに甘んじているということはないでしょうが、

単調になりがちな場合には、手を施すことが必要になります。

 

ふと立ち止まって考え直す時間を設けるとか、

いつもとは少し異なるようなことをしてみる、

ご馳走を食べる、お洒落をしてみるみたいに、

特別な体験をしてみるのも、そのひとつでしょう。

 

大きく変えたいならば、大きく飛躍してみるも良くて、

滝に打たれるような修行ばかりが最善ではありませんが、

時に、行動や感覚を伴って新たな刺激を取り入れる、

そういったことをするのも効果的かもしれません。

 

哲学的に言えば「万物は流転する」わけで、

時間は過ぎる、年齢も重ねていくのならば、

経験としても、魅力としても増えるに越したことはなし、

ひたすら留まるだけの理由は、きっとないはずです。

 

今日は、ちょうど月末ですが、その日ごとだけでなく、

月や週で、定期的に区切ったり、

四季や二十四節気などで、暦(カレンダー)で区切ったり、

特に、日本においては、それがわかりやすいので、

先人の工夫というのは、かなり妥当である気がします。

 

コツコツと持続する習慣は、もちろん忘れずに、

気持ちは、今を意識しながらいつも新鮮で、

先人に感謝と敬意を表して、常に工夫を楽しみ、

今日という日をまた、駆け抜けるように生きるのです☆