興奮を保つ

 

興味や好奇心を絶えず持ち続ける。

こういうものは、「言うは易く、行うは難し」というもので、思ったからすぐにできるというものではありません。

たとえば、勉強するぞと思っているうちはどうにもはかどらず、それよりも具体的に英単語のひとつ、歴史の年号ひとつを覚えていくことが、かえって「勉強している」というものです。

もちろん、基本的な心構えとして思うことは大切なのですが、それをいかに行動に結びつけていくのか、そこもまた大切にしておきたいポイントです。

振り返ってみて、自分自身が興味や好奇心が発揮されているかと思うと、本や雑誌を読んで、気になる人がいたら他のインタビューや特集を知るとか、Twitterアカウントがあるのなら、日頃どういうコメントを出しているのかをひと通り見ます。

本を出していたら何冊かは見てみるし、ブログをやっていたらさかのぼれるだけさかのぼって、できるだけ多くを見るようにしています。

以前では、気になるバンドやアーティストがいれば、出ているCDをひと通りチェックしようとしたり、実際にチェックしてみたり、DREAM THEATERを知った当初は、古本屋で過去の雑誌インタビューの記事を探し出し、できるだけ前にさかのぼって今に至るまでをチェクしていました。

このように、夢中になろうと思って夢中になるというよりかは、興味や好奇心の赴くままに行動しているということで、確かにこういう時は少なからず興奮しているものだなと我が身を思うものです。

もう少し身近な人であれば、連絡を取ってどうにか会おうとするとか、その連絡を密にするようにして、その"人となり"を知ろうとしているはずです。

そこには躊躇する気持ちより、知りたい気持ちが勝っているし、何の恥じらいもなく、むしろ大胆に接近を図っているかもしれません。

適度な分別は持ち合わせておくべきだとは思いますが、ずっと微熱が続いているような、静かな興奮のうちにあれば、できるかどうかとか、恥ずかしい気持ちについて何も思わなくなっていくような気がします。

人によっては鼻息が荒くなるかもしれませんが、こういうとっさに行動を取ってしまうような気持ちになるためには、いつも心を動かしていくというのが良いように思います。

そのためには、自分がどういうことに興味や好奇心を寄せやすいのか、ある程度知っておくことも、その助けになるかもしれません☆