裏返して考えてみる

 

コンビニエンス・ストア(いわゆる、コンビニ)を利用していて、店員のレジ対応を見ていると、一日に多くの会計を済まさないといけないせいか、「ありがとうございます」、「またお越しくださいませ」の言い回しがおざなりになっていることが多いです。

「ありやしたー」、「また*@☆!$ませー」のように、聞き取れないし、何言っているのかという場合もあって、自然とそうなってしまうものなのかと思うわけです。

しかし、よく考えてみて、ひとつの発想の転換を行なってみると、一回ごとの会計の総額はそう高くない、多くのお客さまがあって成り立つシステムになっているのが現状です。

これが、もしも「ありがとうございます」がきちんと言えるのであれば、たとえ総額は数万円単位にならないとしても、また利用してもらえる、誰かと一緒に来るようなことにつながるかもしれません。

自分においても、対応が気持ち良いものであれば「また来よう」とシンプルに思うものですから、先にそういう姿勢や心構えをわかりやすく見せておくのは必要かもしれません。

そして、働いている店員個人において、キレイに「ありがとうございます」が言えないから、会計の総額の安い、多くのお客さまに来てもらう仕事に就いているのかもと思うものです。

業態云々もあるでしょうが、慌ただしい、繁雑なことに自らを引き入れていると思えば、また別の発想や行動を取ることができそうです。

ひとつの仮説として、収入が取れている、良い仕事ぶりをしている人は、極上の「ありがとうございます」が言えているのかもしれないというのを、いささか物静かに提案したい次第です。

たとえ多くのお金に直結しないようなことでも、人望がある、慕われるように、周りの人から引き立てられるとか、親切にされるとかがあるかもしれません。

松岡修造さんの言うには、浅田真央さんの「ありがとう」がとても良い印象のものだとあるので、確かに浅田真央さんが気になる、応援したくなるという点で納得のいく考えと言えるでしょう。

これにも他の要素が含まれ、清潔感がある、笑顔がステキだということはあって、そうでない人やお店には近寄ることがないものです。

普段の生活においても、自分自身が楽しい気分でいれば何事も楽しめるわけで、少しずつでも実践していくのが良いと思います☆