規律正しくあるのみ

 

性格的なところが大きいのかもしれませんが、

どんなことでも"そろっている"のは、

個人的にかなり興味を持つポイントではあります。

 

実際には、全部そろっている状態は少ないもの、

色鉛筆にしても、使う頻度の高い色は限られますし、

何かをコレクションしようと思ってみても、

同じものが重なったり、途中で頓挫したりするものです。

 

それのあるせいか、あるいは差し置いたとしても、

ピシッと整っていて、並んでいる様子は、

見ていても気持ちが良くなるもので、

背筋がしっかり伸びるような感じにもなります。

 

何らかの行進とか、あるいは、二人三脚のような、

息を合わせてひとつの行動をすることに、

もしかしたら憧れているのかもしれませんし、

そうでなくても、そこに感動するのは確かなところです。

 

普段は、ひとりひとりが異なる方向を向いていますし、

呼吸を合わせるということも、なかなか機会がないもので、

それがあるから、人間やってやれないことはないのだなと、

そういう場面を多く見たいし、体験もしていきたいものです。

 

そういうものを、あらかたひっくるめて、

規律は何かと考えていくと、規則とも異なるので、

別段、守らなければいけないというものでもなく、

しかし、自分なりのものはあっても良いかもしれません。

 

一定の、礼儀や人付き合いのところで、

お互いに快適に過ごすための配慮や注意は必要ですが、

そのように、次第にカタチになっていくのかなと思います。

 

先に規律や規則を重んじてしまうと、

強制力が出てくるようにもなるので、

その前後を見誤らないようにしていきたいものです。

 

ただこういうのは、そういう心がけをしているから、

普段の身だしなみや振る舞いにも出ていると思って、

細部にも気を配れるようになるのが好ましく思います。

 

シャツにアイロンをあてるようなことにおいても、

あてた方が良いけれど、あてること自体が良いのでなく、

しっかりあてようとする気持ちが、もっと良いのだと思います。

 

慣れとか、気の緩みとか、時期や季節での影響もありつつ、

できるだけのことを、どこにおいてもやっていくのが良くて、

まさに、日頃の心がけが大切だなと思います。

 

言葉でもてあそんで、どうこうという話でないので、

"そろっている"のが好ましいのであれば、

自分もそういう雰囲気を醸し出すようにする、

ただ、それのみにおいて、意識を傾けていくだけです☆