話し上手は行動する

 

自分の言葉で語る、そのためにはいろいろなことに挑戦する、それも勇猛果敢にするのが大切だなと思います。

人が何人か集まれば、噂話とか聞きかじった話をつい多くしてしまうものですが、自分ばかり安全な場所にいては言葉も上っ面をツルツルと滑ってしまうような気がします。

誰が何をしたとかどうとか、あるいは、興味深い出来事を取り上げるにしても、その話している自分自身はどうなのだと、内心でそっと問い質すような感じです。

あるいは、失敗をあげつらうような風潮も一部ではありますが、それも実際に行動を起こしているから浮かび上がってくるものです。

「本当の"失敗"とは、何もしないことである」と言えるくらい、いくら人の言葉をそのまま引用したり、人の体験・経験を話したところで、それは伝えているだけで耳を傾ける人の心を打つようなことは少ないかなと思います。

そのためにも、自分で考えて行動する、だから何かを話せるというものですし、その話がより輝きを増すということがあるでしょう。

誰かに話すばかりではないけれど、自分の体験・経験を積み上げていくことが自分の自信なり知恵なりにつながっていくので、やらないでいるかはやった方が良いということになります。

オーロラを見たいとなれば北極に足を向ける、山のてっぺんからの景色が見たければ富士山に登るという具合に、それはもっと規模の小さい身近なことでも構わなく、何かをしたいという気持ちとともに具体的な行動のアイディアが浮かんできます。

普段においても、何も考えなくて行列のある飲食店に並ぶのではなく、ひたすらカレーライスを食べてみるとか、親子丼の食べ比べをしてみるとかできるでしょうし、山手線の各駅で降りてみて駅の周辺を散策してみるとかできることでしょう。

そういうのも、数をこなすうちに楽しむコツがわかってきますし、その数の多さというものは得も言われぬ迫力をもたらすものです。

自分の興味のあることに少し工夫を加えてみるというのも良いかもしれません。

これはまた興味深いもので、ひとつのことを追求しているうちに、深さが増すと同時に、広がりも見せていくものですから、そうなると網羅している範囲が多くなるということでもあります。

気がついたらいろいろなことを話せるようになっているし、その話すことでさらなる広がりや深みをもたらすこともあるでしょう。

気持ちも心も軽やかに、日々歩んでいくのが良いなと思います☆