話すのと聞くのと

 

最近、いろいろな方とお話する機会が増えてきて、

「会話」ということについて考えることも増えています。

 

その時間の長短に限らず、良い時間を過ごせるには、

一体、どういうことに配慮すると良いのか、

どこか頭の片隅で考えを巡らしながら、

目の前の人と対峙するということがあります。

 

よく言われるのが、「話し上手は聞き上手」というもので、

耳は2つで口は1つだから、聞く割合を多くする方が、

当然、相手は多く話すし、それが相手にとっては、

"この人(目の前の自分)は、しっかり耳を傾けてくれている"と、

安心感や信頼感を覚えるというものらしいのです。

 

「女性の心をつかむには…」的な本にもあると思いますが、

男性諸氏は、女性の話すことにしっかり耳を傾けるというのは、

こういうことに由来しているのは、ひとつあることでしょう。

 

そこで、自分を誇示する、にわかな知識をひけらかすのは、

まことにもって、女性の心が離れる要因になるわけですね。

 

男女における脳の働きの違いばかりでなく、

その人の、個人としての傾向などもあるでしょうが、

会話が盛り上がらないよりかは、盛り上がった方が、

その場にとっても、その後にとっても、

何かしら良いものをもたらすような気がします。

 

商談でも、日頃の買い物でもでもそうで、

適切な会話によって得るものは計り知れません。

 

寡黙でも、無口であっても良い、

ただ、目の前の人の話を真摯に受け止めるべし、

そんなことを改めて思いながら、

今日もまた、目の前の人と対峙していきます☆