"スイカする"といっても、決して西瓜ではない。
「誰何する」の基本的な意味の「あなたは誰ですか?」というようなところからはじまり、「〇〇を尋ねる」意味合いも含んで考えていきたいことがあります。
単純に通り過ぎていくだけの人とは関わることは(当然のごとく)ほとんどないので、そういう人に誰何する機会は極めて稀と言えるでしょう。
それよりかは、普段の職場や学校、仕事やプライベートでの出会いがあれば、毎日と限らずとも月に何回とか何週間に一度とか一定の頻度で顔を合わせることになるでしょう。
そうして出会って、次第に言葉を交わすようになってきて、自然とお互いに興味を持っていけば、次の段階としては、より具体的な自己紹介になっていくような気がします。
自らの名乗り、出身やこれまでの経歴、こういう趣味や特技がありますといった具合に展開していきながら、聞く側としては、自分の興味や関心のおもむくままに質問を差し込んでいくこともあるでしょう。
その人にとっては当たり前のことでも、他の人にはそうではなかったり、ぜひとも聞きたいことがあったりと、内容はそれぞれあるはずです。
ここで大切なのは、もしも相手に(それなりの)興味や関心があるのなら、質問を多くしていくべきですし、わからないことや知りたいことはそのまま率直に聞いてみるのが良いでしょう。
場合によっては、答えづらいことや言いたくないこともあるともあるでしょうが、そこはさらりと受け流せば良いだけですし、聞いた側としてもそれとなく察知できるはずです。
一方では、普段自分からは言い出さない、しかし、心中ではたくさん考えていることや思っていることのいくつかはあるもので、それは外からうかがい知ることはなかなか難しいものになります。
聞く側とすれば、良い質問をすれば興味深い回答が得られるでしょうし、意外な一面を引き出すことにもつながるかもしれません。
聞かれる側にしても、いつまにかこんなことまで話してしまったということであれば、信頼や安心を相手に感じている、だから心を開くようにして話していたということになるでしょう。
"話し上手は聞き上手"であるように、"質問上手は聞き上手"であるように思うので、言葉や表現の豊富さと合わせ、質問の引き出しも多く備えておきたいなと思います☆