画期的なアイディアであるとか、突飛な思いつきというようなものを、どうにか思い浮かべたい、どうにか得てみたいという気持ちがあるかと思います。
何らかしてどうにか世間をアッと驚かすような鮮烈さ、刺激みたいなものを追い求めることがあるわけです。
仕事にしても、絵や音楽にしても、普段からそういうものも念頭に置いておくことで、突如舞い降りるということもあるでしょう。
あるいは、意識しているから舞い降りるということではなくて、、普段から何を思っているか、その強さや多さのようなところから生じてくるようにも思うものです。
貴重な手がかりやヒントとというものは、必ずしもどこか遠くにあるようなものでなく、案外ひっそりと身近なところに潜んでいるのかもしれません。
普段から自分が取り組んでいることや慣れ親しんでいること、そして、普段身近に接している人たちの何気ないひとこと、そういうものを上手に手繰り寄せていくことで、自分の特徴や強みなどを見出すこともできそうです。
あらかじめ知っていることかもしれませんが、どうにも簡単に見過ごしてしまうものかもしれないので、時に見直すことも必要です。
これまでにやってきたこと、興味や関心を持ったものも見てみることで、かつての自分から学び取ることも多いような気がします。
こういうことも、今の自分を大切にすることによって、これからの自分をより良い導いていける、そう考えるならば、目の前の取り組み、目の前の人たちを大切にする以外に考える余地はないことになります。
言い換えれば、これまでの自分をいかに大切に思えるか、その敬意の度合いが先の自分を決めるのかもしれません。
自分に関わりのある人たちや物事は、少なからずその時々の自分と何らか関わるべきものなので、それ自体画期的でも突飛でもない、しかるべき必然性があるものです。
これまた不思議なもので、もしも地理的にも感覚的にも遠くに行きたいと思う時、まずは足元の一歩を踏み出さないことには何もはじまらないし、どこにつながるものでもありません。
ある意味では、とてつもなく愚直で地道なことになるかもしれませんが、そうでしかたどり着かないものもあるわけです。
一日いちステップと思って、今日の一日を充実することからはじめていきたいものです☆