限界を突破する

 

ほとんどの人はそうだと思うのですが、毎日少しでも良くなろうとして、何かに取り組んだり考えたりしているものです。

自分の暮らしぶり、収入や活躍の度合い、体力や知力など、今の持っているものより多くあろうと心の中で望むものはあるはずです。

そのために、いろいろな工夫を地道にしながら、どうにかならないものかと思っていることでしょう。

こういう日々の取り組みなしには、何もなし得ないものですが、限界突破(ブレークスルー)のようなことも、一方ではあるような気がします。

たとえば、階段を一段ずつ進んで上っているような時に、エスカレーターとかエレベーターでスイーッと上の方まで行くようなことがあるはずです。

はじまりとしては自分の足で進んでいくしかないけれど、とてつもない追い風が吹けば、それだけで勢いは加速していくような具合です。

こういうことは、今ある仕組みや枠組みを大きく越えて、異なる次元に行くような、自分でも知り得なかった境地に行くようなことなのかもしれません。

新しい事柄というのは、自分にとっては目新しいことなのだけれど、一体どういうものなのか、言い換えれば未知のものでもあるということでしょう。

詳細は何かはわからない、それでも今の自分にはないものだということは知っている、そういう期待と不安が入り混じっているものとも言えそうです。

では、そういうものを手に入れたいとか、自分の限界を越えていきたいと願う場合、どういうことを意識すれば良いのでしょうか。

ひとつの例としては、遠く離れた人と会話を楽しみたい、実際に会う以外、手紙や伝書鳩に頼らない方法は何かないものかと模索することでしょう。

途中の経緯はもちろんあるものとして、そういう思いや願いがあいまって、今日の携帯電話(ケータイ、スマホ)の発達に行き着いているように思います。

これが、何も知らずに目にしたら何とも面妖なものよと思うもので、それまでの自分の発想にはないために当然の反応と言えるでしょう。

これが、自分の限界を越えて、得意なことやできることは何かを見出したい場合、自分の外側にそういうものは何かあると強く信じてやまない、そうやって日々取り組んでいくことが最初にあるはずです。

それと同時に、どうにかしたいと思う、そういう自分の内側から溢れる情熱や熱意、エネルギーがないと、限界という殻は破れないはずです。

自分の限界を越えたところに自分の望むものある、その思いをもとに今日も懸命に取り組んでいきましょう☆