雨のしとしと降る

 

梅雨の季節、雨のしとしと降る日が続くようで、実際には終日とか数日に渡ってとか"降りっぱなし"みたいなことはほとんどありません。

また、どれくらいの間隔や頻度かは定かではありませんが、晴れ間ののぞくような日もあって、そんな日は天気の良さそれゆえに、とても過ごしやすいなと思うわけです。

より大きな視点で、地球の環境の変化を見れば、このタイミングでまとまった雨が降らないというのは、だいぶ深刻な問題であるように思います。

しかも、今は梅雨のはじまりそのものが遅くなり、いつはじまったのか、そして、いつ終わったのかが定かでないくらいに、あまり梅雨らしくない季節が何年も続いています。

雨自体、特に忌み嫌うようなものでなく、傘を持参する必要があったり、服や持ち物が濡れないように気をつけたりと、普段より手間や気配りがあるものの、花や植物に水分が行き渡り、作物にとっても立派に実るためには過剰でない程度に"多い"ことが望まれます。

髪がまとまりにくいとか、広がってしまうというのも雨の日ならではのことなのかもしれませんが、それでも、もしかしたら傘に思いを馳せ、傘にまつわる物語を思いついたり、歌の歌詞の題材(テーマ)となるかもしれません。

また、晴れの日には気がつかないようなことを、雨の日には異なる感覚になって、何かを知り得るかもしれません。

どちらかというと機会の少ない(気のする)雨振りの時々に、普段の日には考えないようなこと、それでも、その人自身にとっては何か大切なことが浮かんでくるということもあるでしょう。

日ごとに気温や空模様が大きな幅で変化していくので、それに対応して、長袖にするのか半袖にするのかは悩ましいし、より調節できるように着るものや着替えなどの用意も大切になってきます。

そういう、日によって気温や湿度の変化は大きいとも言える季節ですが、とびきり暑いわけでも寒いわけでもなく、意外と過ごしやすいのが今の季節と言うこともできるなと思っています。

長袖を羽織りながら脱ぎ着して、半袖になるも良いし、そのままでも良く、調節することをさほど苦と考えなければ、着たいものを着るということを積極的に楽しめるような気がします。

雨の降る/降らない、暑い/涼しいみたいなのをチェックしながら、それをもって一日ごとを充実していけたら良いなと思います☆