順々に巡っていく流れ

 

物事というものは、単独で突発的に起こるものでなく、

いくつもの要素・要因が絡み合って起こるものです。

 

関わる人が多ければ多いほど、それは複雑になるでしょうし、

時間的な長さや問題の深刻さのようなものも関わってくるでしょう。

 

または、「風が吹けば桶屋がもうかる」のように、

一見すると関係のないようなところにも理由や背景があって、

それを丁寧に紐解くことで見えてくることも多いものです。

 

たとえば、会社の創業期・立ち上げ期においては、

明日をも知れぬ戦いを続けているというのが、

経営者の話やエピソードとして語られることがありますが、

それは、真綿でジワジワと首を絞められているような、

五里霧中、暗中模索のような心地なのかもしれません。

 

売り上げや利益を上げるということにおいても、

単純にたくさん売って、たくさん金銭を得るだけでもなくて、

その後のフォローであったり、新しいものの提案だったり、

あるいは、会社の規模を大きくするのに付随してくることもあって、

なかなか階段を一段ずつ昇るのとは異なるのかもしれません。

 

運動やスポーツにおける技術的な体得や、

筋力トレーニングでの筋肉増強においても同様で、

一朝一夕のことではないのはわかりやすいかと思います。

 

それがまた、仕事でも何でもそうですが、

人と人が関わって何かを成すような時、

大勢が関わって、大きなことを目指している時には、

相当に複雑な過程を得ていきそうです。

 

時に、容易には解決しがたいことにも遭遇し、

心乱れ、頭を抱えるようなこともあるでしょう。

 

何をか解決し、物事がスムースに進むためには、

個々人の判断も、もちろん大切ではなりますが、

それ以上に、リーダーである人の判断が大きな影響となります。

 

会社においては社長、部活動においては部長、

その他、何らかのグループにおいてはリーダーという人が、

最終的な責任を負うとともに、判断を迫られえるものです。

 

リーダーのリーダーたるところはリーダーシップとなり、

これはまた、マネジメントと双璧をなすような、

重要なテーマであってて、語りつくせるようなものではないので、

ことあるごとに理解を進めていくことにしましょう。

 

逆説的には、自分ひとりのことであっても、

判断をして、物事を推し進めることもできるので、

決して他人事ではないのが興味深いところです☆