いよいよ暑さも盛り上がり、夏本番なのかどうか、
間近であることは疑いようのないところですが、
ここ数年、夏が本当にサバイバルになってきています。
自分自身も、身体への負担は大きいですが、
ニュースを見れば、具合が悪くなって倒れたり、
場合によっては、病院に運ばれたりする人が、
連日、何名かはいるような気がします。
冷房を用いて、過ごしやすくするのも有効ですが、
外出先の建物に入ると、時折冷えすぎなところもあって、
外の暑さと、建物内の涼しさの落差の大きさに、
かえって、調子を崩すこともあることでしょう。
このあたりの、ちょうど良いところがなかなかないし、
「暑い、暑い」と言ったところで状況は変わらないので、
まずは、視覚的に涼を求めるために、雪景色を眺めてみるのも、
手立てのひとつとして、有効なのかなと思った次第です。
風鈴を軒先に下げて、そのささやかな音色に、
気持ちを和ませるのも風情があって良いですし、
このあたりは、近年の過酷な状況に対して、
いろいろ工夫して、乗り切っていきたいところです。
表題のように、身体の中から冷やすというのも良く、
代表的で身近なものは"かき氷"ではないかと思います。
あの、つくる時からのシャリシャリとする様子しかり、
一度に食べると頭がキーンとなるエピソードしかり、
夏の風物詩のひとつとして浸透していることでしょう。
最近、かき氷に関することで見知ったのですが、
上にかける、赤・青・黄の鮮やかなシロップのことで、
基本の味は変わらずに、単に見た目の色だけが異なるそうです。
目を閉じて食べてしまえば、"いちご"も"ブルーハワイ"も、
その他のものも、舌で感じるのは同じということになります。
ただ、これも視覚効果のなせる業でして、
それぞれの色のイメージと味覚とが結びついている、
その結びつきの強さをそこはかとなく思うものです。
このシロップを、いくつか組み合わせグラデーションにすれば、
上手な人の手にかかれば、虹色のものができるということで、
そういう楽しみ方も合わせながら、存分に食していきたいものです。
そのようにして、涼を取りながらそれぞれの仕事や勉強に励みつつ、
かき氷自体、もともとが水であるだけに栄養は特にないので、
必要なエネルギーや栄養は、他で十分に補って、
元気や活力が溢れるようにやっていくのが良いと言えるでしょう☆