押したり引いたり

 

普段生活をしていて、1日24時間をどのように過ごすと良いものか、折に触れて考えることがあります。

何かしらコトをなすということでは活動する時間は多く取りたいし、休息する時間や寝る時間も確保しておきたいところ。

他にも、ゴハンを食べたり、運動したりする時間などを含め、何をどうするのかは、その24時間の中で押したり引いたり、バランスを取ることになります。

やりたいことばかり考えてみては、30時間くらいになってしまうもので、何をやらないかも決めなくてはなりません。

また、それは基本的に毎日そうなのか、または、平日・週末、月のどこかで変わるものか、いくつかのとらえ方があります。

もう少し大きく考えると、季節ごとの取り組みや、一年〜数年ごとの過ごし方もあるので、それに照らし合わせていくことも必要です。

そこには、今後やってみたいことや、達成したい目標も含まれていくわけで、考えていくうちに、いくつもの要素を取り込まなければなりません。

今すぐできることから、勉強や訓練を積んでからやれることなど、これもいくつかの段階や切り口があるでしょうから、ますます複雑になっていくような気がします。

ただ、最終的にはシンプルな原則を取り込んで、それで大まかにはバランスが取れているものになれば良いように思います。

こういうことを考えていくと、それに関連して、ことわざや決まりきった言い回しが思い浮かんできて、そこでの絶妙さに思いを馳せることになります。

たとえば、「急がば回れ」と言って焦らず構えてみたり、「思い立ったが吉日」として即座に行ったりするようなことがあります。

これも、場合によっては急がない方が良いし、またある時には急いだ方が良いという、おしなべていえば"臨機応変"ということに集約されそうです。

これを、冒頭に挙げたように、時間の使い方に置き換えてみると、結局はその都度対処していくしかないのだけれど、どこか大きな枠組みでも考えておくことが大切であるようで、そのどちらもがあって成り立つことであるように思います。

優先的にやることは何で、やるのは後回しとか、やらないことにするというように、押してダメなら引いてみろといった具合で、押したり引いたり、あれこれ手を施しながら、より良い時間を過ごしていけたら最高だなと思います☆