2018-01-01から1年間の記事一覧

距離の取り方

一緒にいて居心地の良い人とそうでない人がいるとして、率直な感想としては、やはり居心地の良い人と多くの時間を過ごしたいものです。 それは脱力するとか怠けるということでなくて、安心や信頼を寄せることができるから、のびのびと行動や発想ができると…

両立していきたい領域

「あちらが立てばこちらが立たぬ」といった具合に、大きく二分するような事柄がそれぞれ重要である場合があります。 たとえば、アートとビジネスのように、想像力を存分に駆使して作品を仕上げていきたい一方で、限られた時間や予算の中で成り立たせる必要…

あちらのこちら側

良かれと思ったことが裏目に出てしまう、あるいは、何の気なしにやったことが大きく取り上げられるようなこともあるでしょう。 どちらかというと、前者の方が多いのかもしれませんが、何もやらないでいるよりかはずっとマシなような気がします。 そして、で…

何を詰め込むか

いくつあってもまた欲しくなる、そんなカバンについての論考。 基本的に荷物の多い(そして、重い)ので、自分の使うカバンはたっぷり入るのが良いのですが、だからといって大きいだけの袋のようなものは使いづらいものです。 また、シンプルなトートバッグ…

采配を振るために

多くの人は、自分の主張を言い放つとか、自分のやるべきことをまっとうしようとして、それはスポーツでいうとプレイヤーであろうとしていることに似ています。 プレイする人がいないことには何もはじまらないのですが、しかし、各々が好き放題やっているだ…

魅力的に微笑んで

自分の言ったことややったことで、目の前の人が笑う。 それは、勢いでできるところもあるけれど、普段何を考えているのか、あるいは、普段から何を見ているのか、そういうものが表れてくるようにも思います。 お互いに笑い合っていれば、どちらが先というこ…

順番通りに重ねて

普段過ごしている時間において、大半の場合は、仕事の占める割合が最も多いかと思いますが、そこを充実させないで何をかするものぞという気がします。 そして、仕事において、具体的な行動として、企画はA4用紙一枚にまとめようとか、会議やプレゼンをどう…

のれんに腕押し

周りの人や身近な人の振る舞いを見ていて、決して間違いを正すようなことではないけれど、"もっとこうすると良いのにな"ということが散見されます。 それが期待しているような人であればどうにか伝えようとするし、場合によっては何としてでもわかっても…

先に延ばさない

仕事においても、普段の生活においても、先に延ばさないとか、後回しにしないことはとても重要だなと思います。 端的に言うならば「巧遅であるより拙速であれ」というようなもので、高い完成度を追い求めて時間が遅くなるくらいなら、多少難があっても速い…

素直に聞いて

人の振る舞いを見ていて、それは良いところは自分にもどんどん取り入れていきたいからなのだけれど、これは良いなと感心することがあります。 そのひとつとして、知らないことに出くわした時に、その場で率直に聞ける=尋ねることができるのは素晴らしいな…

机に向かっているだけじゃ

何か良いアイディアはないものか、何かまとまったものを書こうとか、机の前、最近ではパソコンを開いて向かい合ってみるわけです。 しかし、いくらかまとまった時間があったところで、それに見合ったものが得られるかと言えば、そうではないところが因果だ…

名盤たる所以

いつも何かしらの音楽を聴いている身においては、時にはCDアルバムにまつわる話もしたくなるものです。 このところ、これまでのある時期において頻繁に聴いていたものを、引っ張り出すようにしてチェックし直しています。 ある一時期よく聴いていただけあっ…

かつての名残り

このところ、当たり前のことと言えば当たり前の、そういうことを改めて思っていました。 そのひとつとして、かつての同級生が、どこかの空の下、同じ年齢でそれを重ねているということ。 もう会わなくなってかなり久しいけれど、今の自分の年齢がいくつにな…

遠く伝わるもの

普段あまり読んでいる本について取り上げたり、内容を紹介したりするようなことはほとんどしないのだけれど、今読んでいる本が面白くて、それは真っ先に言っておきたいことになります。 長らく読みたいなと思っていたものだけに、その感動も相まっていると…

その人の真性を探る

人と人が出会い、次第に知り合っていくわけですが、お互いに性格や考え方の特徴をつかむのに、何をもって「わかった」となるのか、今回はそれについて考えてみようと思います。 履歴書か、もう少しカジュアルなプロフィール欄だかを埋めるようにして、名前…

動じない心

最近は「サプライズ(驚き)」と言って、誕生日やお祝いの類を前触れもなく、それでいて手の込んでいたり、派手にやったりして、当事者の人を大きく驚かせるようなことがあります。 それは、ひとつのイベントみたいになるので、毎日毎日にそういうことがあ…

繰り返すことの効用

このところ、自分で意識しているのもありますが、本屋に行ってビジネス・啓発コーナーを眺めてみると、"習慣"にまつわるものが随分と多いような気がします。 その字義自体もそうですが、タイトルや帯文で"3ヶ月続けると…"というような文言も踊っている…

選び方とその速度

おそらく多くの人がそうなのだと思いますが、一日に「何かを選ぶ」ということを何万回と繰り返していることでしょう。 朝起きるところからはじまって、出かける用意をする場合、ネクタイはどれにしようかな?着るシャツ・ブラウスはどうしようかな?選ぶこ…

執着を手放す

普段日々を過ごしていて、「こうなったら良いな」と思い描きながら取り組んでいることや、心の中で願っているようなことは多くあるものです。 それは、「大金が舞い込んでこないかな」、「高級レストランでデートしたいな」とか、どちらかというと手の届き…

振り返ってみれば

髪型とか、着る服とか、頻繁に変える人もいるでしょうが、だいたいは同じようなテイストや雰囲気を保つように思います。 食べるものや行く場所も似たようなもので、一年通してずっととか、2〜3年はだいたい同じように行動する人が多い気がします。 その中で…

恋は革命よ!<保存用>

* ① * 先日の「恋は革命よ!」にちなんで、今年(~来年あたり)の目標のひとつが「法悦の至り」だったことを思い出しました。 自分で言っておいて、迂闊にも忘れそうになるとは何という体たらく。 これですっかり忘れてしまえば、どこにも目を当てられぬ…

ひとつを固定する

パーティーでも会議でも何人かで集まった時に、必要な分だけ箸や皿、資料を配ることがあります。 ひとりずつ順番に手渡ししていけば何の問題もないわけですが、これがまとめて手前の人に渡し、奥の方まで行くようにすることがあります。 あるいは、先頭の人…

今を生きる醍醐味

時間に対する感覚をどれくらい鋭く持っているのか、それによって出て来る差異はいつの間にか大きいものになっていきそうです。 これが誰か人との関わりにおいてもひとつ顕著なことで、"何をどう思うのか"は随分と重要なことであるように思います。 日頃か…

閾値を越えていく

普段より自分の望む何かがあって、少しずつの取り組みでそこに届くように試みる・試みていることがあると思います。 大きい枠組みのものでは、プロ野球選手になる、ベストセラー作家になる、世界中を飛び回る探検家になる、そういうものが該当するように思…

多くを呼び寄せる

特定の人や場所の元に人が寄りつくかどうか、そういう観点のもとにじっくり見てみるとそこには一定の傾向があるように思います。 わかりやすい例で言うと"パワースポット"ということになるのですが、そこに行くと元気になるとか、何か良いことがもたらさ…

考える葦である

人の多く行き交う様子を眺めていると、それぞれの歩き方からわかることは多いような気がしてきます。 しっかりしている人は足取りもしっかりしているし、うっかりしている人はやはりうっかりしている足取りになっているように思います。 靴のサイズが適切か…

使い道を挙げておく

たとえば、「一万円の使い道」でも良いし、定期的に入ってくる給料や収入の何%かを使うことでも良いのですが、普段から考えておきたいことのひとつであるように思います。 そのいくらかまとまったお金の使い方というのが、使う人自身の考えや人柄を表すし…

旋回的思考方式

スポーツ選手が試合中に我を忘れたプレーをしないように、怒りを抑えるとか冷静さを保ち続けるために積む、「アンガーマネジメント」というトレーニングの方法があります。 ゴルフのように自分のコンディションそれ自体が大きく作用する競技や、テニスのよ…

あわいにたたずむように

"あわい"というのは「間(あいだ)」という漢字を使うのですね、しっかり調べてみたのはこれが初めてかもしれません。 境界線、狭間、境目など、言い方は多くあるでしょうが、共通して言えるのは「間(あいだ)」という漢字が示すように、何かの途中とか…

今の立ち位置として

積極的か消極的かということではなくて、実は問題の次元が異なるということがあります。 切り口が異なるというようなもので、野球のピッチャーでなくキャッチャーの方が力を発揮するとか、体格的にウェイトリフティングより長距離ランナーが合っているとか…